この質問を聴いて、「両者の違いは何だ?」と思うか思わないか、ここが分かれ道となります。

 

 業者選定の視察・考査の経験から、数多くの会社を見て一目で分かることは2つあります。

 

1. 常に整理整頓がしっかりできていること。

2. スタッフ全員に品格があること。

 

 業績を伸ばす会社は必ずこの2つがセットで揃っています。重要なのは“人”が全てにおいて関わっていることであり、それもスタッフ全員で取り組なければ達成できない“原理原則”でもあります。

 

 簡単なことですが、この簡単なことこそ奥が深いものです。

 

 日本の将来を牽引する人財を多数生み出した松下村塾では、政治経済などを教えていたわけではなく、原理原則や基礎として、整理整頓や掃除など“日常の当たり前“を徹底して行うことを教えていたことは有名です。

 

 また10年程前に、ご縁があり当時90歳弱の現役でパイロットを続けている高橋さんというお方にお会いし、貴重なお話をお伺いすることが出来ました。その方は戦時中、一式陸攻(当時の爆撃機)のパイロットで当時二 十歳そこそこだった時のお話をしてくださいました。その中で一番印象に残っているのは「当たり前のことが、当たり前に出来ない同輩は必ずと言っていいほど帰ってこなかった。」

 詳しくその内容を聞くと「几帳面であれ」が当時の教育で、それは実践と経験に基づいたものからきている、とのことで、箸の使い方から始まり、靴の脱ぎ方、礼儀作法が実際の戦場の極致に立たされた時に、その特性は発揮されるとのことでした。

 

 空では、戦闘機や爆撃機に乗る際、折り畳みのはしごを登り、機内に乗り込んだ際引き上げて機内にしまうのだが、訓練中にそのはしごをしっかりしまうよう注意していたが、それでも毎回しっかりと出来ない同輩は帰ってこなかったといいます。

 また陸では、歩兵が長距離を歩き、短い休憩をとっている間、リュックのポケットをあちらこちらあけて締めない人は、休憩時に襲撃され逃げる際、リュックから色々なものを落とし、食糧や大切なものを無くして、それが命取りになったことも多々あったといいます。

 

 時代の流れの早さに奔放されがちですが、本来の原理原則や法則性は今も昔も変わらず、一流の会社や業績を伸ばしている会社は、原理原則を徹底されるよう“人財育成の仕組”があります。

 

 貴社は、どちらですか? 一流になることや業績を伸ばすことを諦めてしまったのか、これからなのか。今一度上記2点をセルフチェックされることをお勧めします。