人材を受け入れ、人財に変えていく方策は前話でお伝えいたしましたが、今回は優秀な人財が集まる会社とはどんな所でしょうか。

 

これを考えずにただ「優秀な人財」を求めている企業は多いことも事実です。

 

その特徴は、「優秀な人材」の定義がハッキリしてないこと、優秀な人材が集まる企業としての準備不足が多々見受けられます。

 

「優秀な人材」とは、どんな人材で、何に期待し、何に貢献してもらいたいのか

ここでお気づきの方もいると思いますが、会社としてのビジョン、会社としてやられている事業での価値創造をどう社会に貢献していくのか。また、経営者はどんな想いがあるのか・・・ここが鮮明でなければ、中途でも、新卒でも「優秀な人財」は、人生の約72%以上を過ごす職場に魅力を感じず、そこに人生の延長線を見出せないのではないでしょうか。

 

望む人材が来やすい会社になっているか?

優秀な人財が集まる企業としての準備不足について、ここでも考慮すべきことは多々あり、この質問に尽きます。

 

「望む人材がきやすい会社」これをテーマとして発想を膨らせていきます。会社のパンフレットがある、新入社員に対してのオリエンテーションがある、明確なビジョンがある、事業計画が明確である、目的や目標がハッキリしている、将来のキャリアパスが明確である、魅力的な制度と自己が成長する教育制度を通して将来性がある、など広げることができます。

 

発想を広げて最終的に辿り着くところは、「弊社は果たして望む人材を受け入れられる会社になっているか?」というところです。ご相談の多くは、社内で建設的な話が出来ず、何かあると感情的になる職場はメンタルも気力もそこに全て浪費してしまい、「一番重要な事が出来ない」と言うことです。大切な命の時間が日常的に感情で振り回されてしまうことで、失われているのです。このような職場の特徴は、必ずと言っていいほど不平不満が「人」に向かっているところです。

 

このように採用一つ取っても、会社の未来を担う人材と考えれば重要案件であることはお分かりになると思います。自立型の現場力がない限り、全ての判断や尻拭い、感情的な現場での揉め事の仲裁等に回され、熟考し決断する重要事項は日毎、遠のいていきます。

 

将来「大手と取引を考えている」場合、その大手と取引する会社とはどのような会社なのか?と前提に発想を広げると、人材の採用に関しても優秀な人材が確保出来る体制づくり、社員の対応など、改善するべきところが見えてきます。

 

この視点こそが、成長企業の経営者の視点であり、「将来のあるべき姿」に焦点をあて、日々の改善と挑戦を繰り返しているのです。

 

この体制を築き上げるには、社長一人では途方も無い時間がかかるのも事実ですが、果たして貴社はこの「重要な案件」の時間をどれだけ捻出し、年商数億のビジネスをどれだけ成長させるために真剣に考えているでしょうか?

是非もう一度上から読み直し、出来ていない所をおさらいしてみてください。